3分で学ぶスポーツビジネス/マーケティングブログ

島根県出身。某K大学を卒業後、IT業界に勤めるアラサーのブログ。将来的にスポーツビジネスへの転職を目論み、日々情報収集を行っています。その整理・アウトプットとして記しています。

楽天イーグルスの「キャッシュレススタジアム」について

2019年のプロ野球も開幕して1週間が経ちましたね。
今回は楽天イーグルスが取り組む「キャッシュレススタジアム」について書いてみたいと思います。
 

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www.rakuteneagles.jp

 

キャッシュレススタジアムとは

2019年シーズンが始まるかなり前から告知をかけていたので、メディア等で目にした方も多いのではないかと思います。4月2日の北海道日本ハム戦(本拠地開幕戦)でお披露目となりましたが、簡単に説明します。

headlines.yahoo.co.jp

上記記事にもある通り、スタジアム内の物販(飲食・グッズ等)の会計で「現金が一切使えない」点が特徴です。
現金以外だと、電子マネーQR決済、クレジットカード等が思い浮かびますが、クレカを除き使用できる決済手段を下記の楽天グループのサービスに限っている点もポイントかと思います(当たり前といえば当たり前ですが)

イーグルスの試合をきっかけに上記サービスを使ってもらって、日常生活でも使用するようになってくれれば親会社としてもメリットですね。

 

キャッシュレススタジアムの狙い

スポーツに限らず、日本ではまだまだ現金主義が根強いとも言われているなかで、なぜここまで徹底的にキャッシュレス化を進めるのか、その狙いについてですが主に「会計の待ち時間削減による顧客体験の向上」があるのではないかと思います。
 
現金だと、小銭を探したり店員さんもお釣りを取り出したり、場合によってはそこでミスが発生したりすることもあるし、そうしている間に時間がかかって何か購入しようと思っていたファンが購入を諦めてしまう(=機会損失)が発生しがちです。ファンは試合の合間にぱっと買い物を済ませたいですよね。ホームランとか、盛り上がる瞬間は見逃したくないです。
 
他には、(慣れれば)お店側のオペレーション負担が会計面・精算(レジ締め)において軽くなり、人件費削減にもつながりうると思います。
 

実際にどうだったか

news.livedoor.com

ホーム開幕戦は平日16時開始ですが、試合前~序盤は吹雪も舞うほどの寒さのなか、この日は27,000人もの観客が集まったようです。当日は特別デザインの楽天Edyの配布プレゼントもありました。
 
これだけの人数がいたら多少の混乱が生じてしまうと思っていたのですが、記事によると無事に諸々進んだようです。
球団スタッフやアルバイト、各店舗のスタッフ、あるいは球場ボランティアの徹底的な周知が功を奏した形になりました。
「キャッシュレス化」を進めた方が良いと分かっていても、中々アクションに移れない球団も多いと思いますが、楽天は抜本的にそれを推し進め、当日のオペレーションもここまで徹底的に実行でき、素晴らしいと感じました。私自身も今度足を運んでみたいと思います。
他の要因としては、すでにヴィッセル神戸の試合で同様の取り組みを実施していたことが挙げられます。そこで挙がった課題を共有し、改善できるのも楽天グループとしての強みですね。
 
あとはオペレーション自体は特に問題なかったなかで、売上がどう変化したかが気になりますね。
現金を使わない分、ついつい「あと1品」とか追加してしまいがちですし、一般的にはキャッシュレスの方が客単価が上がると言われています。
 

まとめ

ここまでをおさらいすると、下記が達成できればこの「キャッシュレス化」を成功といえるのではないでしょうか。

 

  • 会計の待ち時間短縮による顧客体験の向上
  • キャッシュレス会計による客単価増
  • オペレーションコスト削減

他にも、会計ひとつとっても顧客体験向上のための様々な取り組みがありますが、それはまた別の機会に触れられればと思います。

 

いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。自身の学んだことの整理だけでなく、読者の皆様にとっても何か参考になることを書ければと思っていますので、もし良ければSNS等でもシェアしていただけると嬉しいです。