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スポーツビジネスを勉強できるマーケティングブログです。島根県出身で現在は相模原市在住。普段はSEをしているSEが将来的なスポーツビジネス参画を目論み、インプットしている内容を記事にしています。

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放映権料について~日米のメディア環境の違い:プロ野球とMLBの差はどこにあるのか~

おひさしぶりです!今回はスポーツビジネス・根幹事業のひとつ放映権について、日米のメディア環境に違いに着目して簡単に書いてみました。

 

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そもそも、「放映権」とは

まず、球団ビジネスを支えるひとつの柱である「放映権」はどのような定義なのでしょうか。一般的には、◯◯権という「権利」は法律等で規定されているイメージがあります。
Wikiによると、以下のような定義があります。
放映権(ほうえいけん)とは、主にテレビ局でのテレビ放送において、他社から借り受けたり配給されたニュース素材・放送番組や、スポーツ・イベントを独占的に放映できる権利のことを指す。ラジオ放送の場合は、放送権と言う場合が多い。
引用元

ja.wikipedia.org

しかしながら、何となくの定義はあるものの、放映権を規定する法的本拠はないみたいです。では、「放映権」がどのように規定されているかというと、その大元となっている権利規定は「施設管理権」のようです。たとえば、球場をそもそも「所有」している、あるいは所有はしていないけど事業権を獲得し「専有」することで、放送局に対して「所定の場所にカメラを設置して撮影・放映していいですよ」という権利を売って収入を得られるわけですね。
放映権を考えるうえで、球場やスタジアムの事業権を球団が握っていることが大切なので、昨今の球場・スタジアムをチームが所有しようとする動きも納得性がありますね。

 

プロ野球をはじめとする日本の放映権料は、アメリカと比べて安いのか?

それでは、本題のプロ野球とMLBの放映権料の比較に入っていきます。
具体的な数字は分かりませんが、以下の記事が参考になりました。
この記事は、丸の内朝大学「野球の魅力再発見」の講義にて、パシフィックリーグマーケティング株式会社代表取締役の根岸友喜氏が「プロ野球とビジネス」をテーマとして話した内容が書かれている。これによると、近年のMLBの市場規模は1兆超。一方で、プロ野球(NPB)は1,800億円程度。
球団数の違いを考慮に入れても、これだけの差がつくのはなぜか?その答えは、放映権料にあるようです。
MLBの収益の中心は放映権料であり、プロ野球の場合はチケット収入→スポンサー収入→放映権料となっていることからも、これは間違いないでしょう。
 

プロ野球(日本)がMLB(アメリカ)より放映権料が圧倒的に低い理由

 

なぜ、放映権料でここまでの差がつくのでしょうか?これは、外部環境によるものが大きいと言えそうです。
日本は「有料でテレビを視聴する」という習慣がない一方で、アメリカでは有料テレビが当たり前でした。それが、近年のOTTの台頭により「有料テレビvsOTT」という構図ができています。そこでキーになるのが、度々触れているスポーツの「ライブ性」です。
OTTの普及により、ニュースやバラエティーなどあらゆる番組が「いつでも」「どこでも」視聴可能となり、広告価値も下がるなか、唯一「いつでも」が通用しないのがスポーツコンテンツ。このコンテンツを囲い込むために、米国のローカル局は地元球団と長期にわたる高額な契約を結ぶわけですね。
 
巨人とDAZNが契約を結んだ一方、広島・ヤクルトが抜けたことで、「リーグで一括管理しろ、その方が高く売れるし全チーム観れる」みたいな論調が高まっていますが、上記の理由で一括管理しただけではさほど放映権料が上がらない可能性もありますし、これだけ包括されたコンテンツだと逆に買い手が少なくなるリスクも考えられます。

www.excite.co.jp


 

とはいえ、この巨人とDAZNの契約がきっかけとなって新たな動きが出てくるかもしれないですし、今後に注目したいと思います。


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