3分で学ぶスポーツビジネス/マーケティングブログ

島根県出身。某K大学を卒業後、IT業界に勤めるアラサーのブログ。将来的にスポーツビジネスへの転職を目論み、日々情報収集を行っています。その整理・アウトプットとして記しています。

放映権料について~日米のメディア環境の違い~

おひさしぶりです!今回はスポーツビジネス・根幹事業のひとつ放映権について、日米のメディア環境に違いに着目して簡単に書いてみました。

 

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日本の放映権料は、アメリカと比べて安いのか?

具体的な数字は分かりませんが、以下の記事が参考になりました。
この記事は、丸の内朝大学「野球の魅力再発見」の講義にて、パシフィックリーグマーケティング株式会社代表取締役の根岸友喜氏が「プロ野球とビジネス」をテーマとして話した内容が書かれている。これによると、近年のMLBの市場規模は1兆超。一方で、NPBは1,800億円程度。
球団数の違いを考慮に入れても、これだけの差がつくのはなぜか?その答えは、放映権料にあるようです。
MLBの収益の中心は放映権料であり、プロ野球の場合はチケット収入→スポンサー収入→放映権料となっていることからも、これは間違いないでしょう。
 

その理由

なぜ、放映権料でここまでの差がつくのでしょうか?これは、外部環境によるものが大きいと言えそうです。
日本は「有料でテレビを視聴する」という習慣がない一方で、アメリカでは有料テレビが当たり前でした。それが、近年のOTTの台頭により「有料テレビvsOTT」という構図ができています。そこでキーになるのが、度々触れているスポーツの「ライブ性」です。
OTTの普及により、ニュースやバラエティーなどあらゆる番組が「いつでも」「どこでも」視聴可能となり、広告価値も下がるなか、唯一「いつでも」が通用しないのがスポーツコンテンツ。このコンテンツを囲い込むために、米国のローカル局は地元球団と長期にわたる高額な契約を結ぶわけですね。
 
巨人とDAZNが契約を結んだ一方、広島・ヤクルトが抜けたことで、「リーグで一括管理しろ、その方が高く売れるし全チーム観れる」みたいな論調が高まっていますが、上記の理由で一括管理しただけではさほど放映権料が上がらない可能性もありますし、これだけ包括されたコンテンツだと逆に買い手が少なくなるリスクも考えられます。

headlines.yahoo.co.jp

とはいえ、この巨人とDAZNの契約がきっかけとなって新たな動きが出てくるかもしれないですし、今後に注目したいと思います。