3分で学ぶスポーツビジネス/マーケティングブログ

島根県出身。某K大学を卒業後、IT業界に勤めるアラサーのブログ。将来的にスポーツビジネスへの転職を目論み、日々情報収集を行っています。その整理・アウトプットとして記しています。

【eスポーツ】Riot Gamesが学生版League of Legends統括組織を設立

今回も英語記事の紹介になりますが、タイトルはある程度日本語にしておきました。
近年注目度の高いeスポーツに関する記事ですが、eスポーツに留まった話題ではなく、最近も論点になっていたアメリカの学生スポーツ統括組織・NCAAの姿勢も垣間見える興味深い記事でしたので紹介します。
 

そもそも、Riot GamesとLeague of Legendsとは

耳にしたことのある方もいらっしゃるとは思いますが、簡単に説明すると
Riot Games:アメリカのeスポーツ開発会社、いわばゲーム制作会社のようなものです
League of Legends:Riot Gamesが開発したゲーム
 
eスポーツで不思議といいますか、普通のスポーツと異なると感じるのは自分がプレイするゲームに「生みの親」がいることですよね。League of LegendsであればRiot GamesがPublisherということになりますが、「バスケットボール」にPublisherはいないですよね。この辺りが著作権等含め従来型スポーツの枠で考えられない部分だと思います。
 

なぜ、このような組織を設立したか

記事によると理由は単純明快でNCAAがeスポーツのガバナンスに関しては関与しない姿勢を示しており、であればとRiot Gamesがこの市場を取りに来ているということです。
The move follows the National Collegiate Athletic Association (NCAA) board of governors opting not to set up a framework for esports governance, with game publishers continually moving into the space.
 
それでは、なぜNCAAはeスポーツに対して消極的なのでしょうか。それは、NCAAのtraditionalなamateurism(アマチュアリズム)にあるようです。要は、選手はプレーの対価として報酬を受け取ってはいけない、という制約が莫大な賞金の出るeスポーツと折り合いがつかないということでしょう。
 
となると、この記事にある学生版のeスポーツ組織にとって大きなチャレンジとなるのは大学との関係性です。
One of the main challenges faced by the governing body will be keeping colleges onside, who are used to working under their amateurism laws with traditional college sports such as basketball, which restrict collegiate esports players’ ability to win prize money or further earnings from advertising or donations from online streaming.
 
NCAAのアマチュアリズムに慣れている大学側と、優勝すれば莫大な賞金の出るeスポーツ側がどう関係性を築いていくのか、注目ですね。
 

NCAAのアマチュアリズムに関して

NCAAのアマチュアリズムに関して調べていると、わかりやすく説明してくれている記事を見つけたのでこちらに共有しておきます。
日本の大学スポーツは正直儲かっていない印象ですが、アメリカの大学スポーツはこんなにも儲かっているのですね。だからこそ、その利益の源泉である選手が対価を受け取っていないことにこれだけスポットがあたるのではないでしょうか。