3分で学ぶスポーツビジネス/マーケティングブログ

島根県出身。某K大学を卒業後、IT業界に勤めるアラサーのブログ。将来的にスポーツビジネスへの転職を目論み、日々情報収集を行っています。その整理・アウトプットとして記しています。

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東京2020のチケット、実は申し込んでません

みなさん、東京2020のチケットの抽選、申込みましたか?締切は5/28と間近なので、まだの方はお早めに!(なーんて言ってみる)
 
そんな私ですが、これだけスポーツのことをつらつらと語っておきながら今回の抽選に申し込んでいません。なぜだと思いますか?(「お金がないから」はなしで笑)
 

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東京2020チケットに申し込んでいない真の理由

何となく想像はついているかもしれませんが、一言でいえば「不確実性」に尽きます。
どんな不確実性があるのでしょうか?
 
日程(スケジュール)
この段階で申し込んでいる方がここをどう考えているのかは分かりませんが、私としては1年以上先のスケジュールを読んでチケットを抑えることは難しいです。土日ならまだしも、ですが土日も仕事以外含め万一のことを考えるとまだ踏み切れません。平日申し込んで、当たれば仕事を休んでもいいような理解ある会社だったら羨ましいですね。笑
 
対戦カード
日程よりむしろ、こちらですね。「とにかく、一生に一度の東京2020の雰囲気を味わいたい」という方であれば(むしろそういう方が多いはずですが)気にする必要はないかもしれませんが、通常スポーツ観戦において対戦カードや出場選手を踏まえて意思決定をする場合が多いのではないでしょうか。私自身、野球はじめいくつかの競技について観たい国は選手がいますが、その選手が出場するかも分からないチケットは買えません。
 
抽選そのものの仕組み
今回、オリンピックということで申し込む方が相当多く倍率が高くなることは容易に想像できるでしょう。そのため、「どうせ外れるから」と多く申し込む人も多いでしょう(なんかゲーム理論みたいですね)。そこでひとつ難しいルールが、「当選したら全て購入しなければならない」というルールです。当選したチケットから選んで購入することができなません。まあ当選から選べたら外れることを見越して「とりあえず応募」に拍車がかかってしまうでしょうから、やはりこの辺りの制度設計は難しいですね。
 
もし行けなくなったら、本当に再販できる?
 
今回のチケット申込みにあたり、組織委員会が分厚いガイドを用意しています。そのなかにちらっとですが再販(リセール)についても説明があり、2020年春頃から公式のリセールサービスが開始されるようです。転売者が不当な利益を得ないよう、「定価」でのリセールを可能とし、公式サービスとして提供するようです。ただ、国内でリセールの事例をあまり見たことがなく、本当にうまくいくのか個人的には懐疑的な目で見ています。
というのも、ルールでは「来場予定者が変更になった場合は、マイチケッ ト上から変更下さい。」とある通り、上記の公式サービスを利用しなくても転売する抜け道ができかねないからです。家族や友人への譲渡を想定した文言だと思いますが、悪質な転売ヤーはここを突いてくるでしょう。リセールが公式サービスとして機能するのか、注目です。
 

この時代にSNS投稿を禁止

余談ですが、先日このようなニュースが出ていましたね。
このSNSの時代に逆行するようなルールです。実効性に疑問は残りますが、特にマイナースポーツはこのオリンピックを活かしてファンを増やしたいはず。SNSが新規ファン獲得に直接結びつくとは限りませんが、既存のコアなファンが投稿した動画を見てその知人が興味を持つなんてことはよくあると思います。それらの可能性を封じてまで、権益を保護する意味はあるのでしょうか。
 

まとめ

今回は東京2020のチケットについて書いてみましたが、改めてスポーツの難しさとして「不確実性」があると感じますね。チケットを買っても、購入時点ではそれがどんな試合になるか分かりません。終わってみて「楽しかった」となることも、「面白くない試合だった」となることもあります。だからこそ、「試合」というコンテンツだけに左右されないような、トータルの商品設計が大切なのですね。