3分で学ぶスポーツビジネス/マーケティングブログ

島根県出身。某K大学を卒業後、IT業界に勤めるアラサーのブログ。将来的にスポーツビジネスへの転職を目論み、日々情報収集を行っています。その整理・アウトプットとして記しています。

なぜスポーツを観にスタジアムに行くのか

今週もおつかれさまでした。1週間早く感じますね。
本日は、ちょっと大きなテーマですがなぜ人々がスポーツを観に行くのかについて書きたいと思います。

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スタジアム、あるいは試合観戦はどういう動機で行くか

普段から何らかのスポーツの試合を観戦したり、たまに行ったりと人それぞれかと思いますが、みなさんはなぜスタジアムに行くのでしょうか。
もしかしたら、あまり意識したことはないかもしれません。ひとつ言えるのは、意識/無意識は別にして「非日常」の楽しみを求めているのは多かれ少なかれ間違いないでしょう。ディズニーに行く感覚と近いものがあるのではないでしょうか。
 
ちょっと質問を変えて、たとえばプロ野球でいえば好きなチームの主催試合が約70試合あるなかで、なぜその試合を選ぶのでしょうか。
それが、今回のテーマの答えになるかもしれません。
 
もちろん、スケジュール上その試合しか行けないという方もいるでしょうが、そうでない方が多いでしょう。では、あえてなぜ「その試合」なのでしょうか。
私が野球を観戦する理由を列挙するとこんな感じです。
  • 観たい投手が先発する
  • あの選手のホームランを観たい
  • 優勝がかかっている
  • 大記録達成の可能性がある
  • スタジアムが新しくなったから自分の目で確かめてみたい
  • 面白そうなイベントがやっている
  • 友人と楽しみたい
  • 新しく販売されるグルメが美味しそう
  • 仕事終わりにビール飲みながら同僚と楽しみたい
etc
あくまで一例です。他にも色々とありそうですね。私はまだ子どもがいませんが、子どもがいる方はお子さんに球場の特別な雰囲気を味あわせたいとかですかね。
 
とまあ人それぞれ動機があると思います。これらをちょっと整理してみるとコントロール可能なものとコントロール不可能なものがあることに気づくのではないでしょうか。
 
コントロール可能なもの
  • スタジアムが新しくなったから自分の目で確かめてみたい
  • 面白そうなイベントがやっている
  • 友人と楽しみたい
  • 新しく販売されるグルメが美味しそう
  • 仕事終わりにビール飲みながら同僚と楽しみたい
「楽しむ」は試合展開に左右されるとも考えられますが、ここでは球場/スタジアムの雰囲気、興行そのものを楽しむということにしておきます。
そして、ここで注目すべき点は全てスタジアムだからこそ実現できる、一人で家でテレビ/ネットで観戦しているのでは実現できないという点です。当たり前といえばそれまでですが、何を求めて現地に観戦に行くかを考えるうえで重要なポイントだと思います。
 
コントロール不可能なもの
  • 観たい投手が先発する
  • あの選手のホームランを観たい
  • 優勝がかかっている
  • 大記録達成の可能性がある
こちらはプレーそのものに付随する項目ですね。先発投手に関してはほぼ確定ではあるものの、直前になって変更となるケースも踏まえアンコントローラブルとしておきます。野手についても、レギュラーであっても同様のリスクがありますね。
 

ファンの「動機」を踏まえ、興行主は何を考えるか

スポーツ観戦の本命はあくまでも「試合」そのものであるわけですが、意外と試合以外の動機で球場に足を運ぶ方も多いのではないかと思っています。ファン自身がそれを認識しているとは限りませんが。これらの動機がをうまく利用して、球団の収益につなげていくことが重要なのでしょう。
たとえば、
  • 球場に長い時間滞在してもらう→特に土日、イベント(家族連れやカップル等、ターゲットを決めて集客)
  • 同じ時間のなかでも多くの消費をしてもらう(グッズや飲食の物販充実させる等)
をすることで客単価を上げていくことができるでしょうし、各球団取り組んでいると思います。また、イベントにスポンサーをつけて収益につなげることもできるでしょう。
 
スポーツに限らずですが、顧客が「何を求めているか」を目に見えている範囲はもちろん、潜在的に抱えてるニーズを汲み取り、形にしていけるか、ありきたりですがそこに尽きると思います。