3分で学ぶスポーツビジネス/マーケティングブログ

島根県出身。某K大学を卒業後、IT業界に勤めるアラサーのブログ。将来的にスポーツビジネスへの転職を目論み、日々情報収集を行っています。その整理・アウトプットとして記しています。

「富樫1億円会見」について語ってみる

昨日、Bリーグの日本選手初の1億円プレーヤー誕生の会見がありましたね。ライブで見た方もいらっしゃったのではないでしょうか。本日はその会見について語ってみます。
 
 

そもそも、なぜ会見をわざわざ開いたのか

1選手の契約について昨日のような大々的な会見を開いたことについて、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、千葉ジェッツの島田社長と富樫選手はこの会見を開くべきかどうか迷っていたそうです。しかし、身長167cmと小柄な富樫勇樹選手が、Bリーグはもちろん代表でもあれだけの活躍をし、結果野球・サッカーに続きバスケットボールでも1億円プレーヤーが誕生したことは、これから・現在バスケットボールに励む子供たちに夢を与える、あるいはバスケットボールに限らず社会的に大いに価値のあることだろうということで会見に至りました。将来、「この会見を見てバスケットボール選手を目指しました」という子供がプロの選手として活躍してくれたらいいですね。
 

富樫選手が1億円プレーヤーに至った理由

会見の冒頭、島田社長より今回富樫選手の年俸が1億円に達した理由について説明していました。まとめると
  • チケット・スポンサー・ファンクラブ等の各ビジネス面収入における多大なる貢献
  • プレーヤーとしてのチームへの貢献
  • チームのメディア露出への貢献
 
特に、最初のビジネス面への貢献の部分は強調して話されていました。チームの売上の推移も説明したうえで、(細かく富樫選手の寄与度を測定できていないにせよ)突出した貢献度であることは間違いないそうで、1億円の妥当性が説明されていました。プロ野球の契約更改の会見を見ていても選手が単独で会見しますし、基本「プレーに対する対価」という感覚があるので、今回の説明でこれだけビジネス面の説明がなされていたのは特徴的だなと思いました。
チームへの貢献は言わずもがなですが、メディア露出についても富樫選手の活躍によりメディア露出が増え、それによって観客動員やスポンサー価値向上による収入増という文脈で説明されていました。
 

「富樫1億円会見」の2つのポイント

このBリーグ、そして日本のバスケットボール界にとって歴史的な会見にはポイントが3つあるなと感じています。
 
会見が「予告」されていた

 

実はこの会見が実施されることは少し前に予告されていました。契約に関することで富樫選手も登場する、とのことだったので一部「NBA挑戦では」という声も。これにより、メディアもたくさん集まったのではないでしょうか。
 
月曜日に会見
たとえば、土日とかではなくなぜ月曜日なのでしょうか。おそらく、会見のメディア露出を考えたときに「プロ野球のない月曜日」がポイントなのではないでしょうか。翌日朝刊紙面をめぐるライバルと考えると、プロ野球の試合がないというのが大きい気がします。
また、時間的にも夜のニュース番組に間に合う時間だったので会見の様子を報じた番組もあったのではないでしょうか。
 
この2つのポイント、広報さん的に戦略を練ったうえでの会見だったのではないでしょうか。
 

余談ですが、1億円の発表だと予想はしていました

さきほど挙げたツイートを見て、私はNBA挑戦ではなく1億円到達だと予想していました。笑

 

 

なぜなら、Bリーグの葦原事務局長が常々「子供に夢を与えるには1億円プレーヤーの誕生が必要」と語っていたからです。
何となくではありますが予想が当たり、当たったからといって何かあるわけではないですが少し嬉しかったです。
 

まとめ

この会見からも分かる通り、やはりスポーツにはメディアがつきものだなと感じます。いかにメディアに取り上げてもらうか、を意識しながら戦略的にPRしていくという意味で今後スポーツ界を目指すにあたり広報・PRは有用なスキルだと思います。