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スポーツビジネスを勉強できるマーケティングブログです。島根県出身で現在は相模原市在住。普段はSEをしているアラサーが将来的なスポーツビジネス参画を目論み、インプットしている内容を記事にしています。

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「組織」の評価と「市場」の評価の乖離

みなさんは、タイトルにある「組織」の評価と「市場」の評価の乖離を感じたことはありますか?「組織」は文字通り組織、「市場」は言い換えると顧客といえるかもしれません。「顧客」といってもまだまだ定義としては漠然としてはいますけど。。

 

ということで、今回は「組織」と「市場」の評価に乖離がある例をつらつらと挙げてみたいと思います。

 

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「組織」と「市場」の評価が乖離している例

レコード大賞は本当に納得性があるのか?

たとえば、(私は音楽に詳しくないですが)年末のレコード大賞でランクインしていたアーティストと、SportifyやAmazon Prime Music等のサービスにおけるアーティストの評価(ダウンロード数とか)は一致しているのでしょうか?

あるいは、紅白歌合戦に出演するアーティストは、上記音楽サービスで評価されているアーティストでしょうか?

 

一昔前であれば、多くの人は基本的にマスメディアを通して情報を入手しているので、結果的にマスメディアが評価し取り上げている情報が大衆に受け入れられていました。しかし、今ではインターネットやSNSが発展し、マスメディアを通さずともあらゆる人が情報を発信することができるようになり、「評価されるもの」より「本当に良いもの」が伝わりやすくなっています。

 

マスメディア全盛期であれば、テレビ局をはじめとしたメディアという「組織」に評価されることが戦略としても効果的でした。しかし、今では「顧客」という「市場」の声が通りやすくなってきているのでしょう。

 

メディアや広告主という「組織」ではなく、ユーザーという「市場」に本気て向き合うことで、結果的に評価される時代になっているのではないでしょうか。

転職市場を考える

これは転職市場においても当てはまるでしょう。新卒で入社した会社という「組織」において、内部的に評価されるよう努めてきた人が突然リストラされたら非常に困ることになるでしょう(もっとも、本当に評価されていれば解雇にはされませんが、倒産はありえますよね)。

 

たとえ会社という「組織」で評価が高かったとしても、転職「市場」においては評価が高いとは限りません。営業・マーケティング・人事・財務・エンジニアリングなど、何かしらの専門性を身につけていないと年収は下がってしまいます。

それゆえ、今の会社にとどまることを選択せざるをえないわけですが、今後は社内的に評価されるのではなく、その専門性やスキルを評価するような仕組みが必要になっています。

 

旅行先をどう決めるか

みなさんは旅行先のホテルどのように決めますか?友人や家族のおすすめだったり、SNSを見て面白そうなところを探したり、、、

今ではそんな決め方が多いのではないでしょうか。少し前であれば、アーティストの評価がマスメディアに強い影響を受けていたのと同様に、旅行代理店のおすすめやツアーに入っているホテルや旅館が集客に成功していました。観光客を集めるには、旅行代理店などの「組織」に評価されることが有効な戦略だったということです。

しかし、今では口コミをはじめとした「市場」の声の重要性が高まっています。予算の関係で広告を打てなくても、既存顧客の満足度を高め、その口コミが広がることで集客を伸ばすことも可能です。

まとめ

かくいう私もそうですが、人間は何かと「組織」の評価を優先しがちです。みなさんも思い当たる節があるのではないでしょうか。組織も大事ですが、自分が向き合っている「市場」は何なのか、仕事・プライベートともに考えてみるといいのではないでしょうか。