スポビズ研究所

スポーツビジネス勉強日記です。島根県出身で現在は相模原市在住。普段はSEをしているアラサーがスポーツビジネスについて語ります。

MENU

『マーケティング本』初心者におすすめ・6冊

日本は、よく「マーケティング後進国」と言われています。国土の狭い日本では、いわゆる「飛び込み」という言葉に代表されるように、足で稼ぐ営業が中心であったことが背景にあります。一方、マーケティングが浸透しているアメリカは国土が広く、日本のようなやり方は通用しません。直接会えないなかでも「売れる仕組み」を作っていくことが重要であり、これだけマーケティングが発達しているのも頷けます。

本記事では、システムエンジニアを本業としつつ、マーケティングに興味を持ち、独学で学びながら、副業としての仕事も獲得し始めている筆者が、初心者におすすめのマーケティング書籍をご紹介します。

 

マーケティングおすすめ本・6選

マーケティングおすすめ本・6選

 

「マーケティング」は非常に範囲が広い

そもそも、「マーケティング」とは何を指すのでしょうか。定義を調べてみると、著名なマーケターや学者それぞれで定義が異なることからも明らかで、非常に広い概念です。ざっくりと「商品やサービスが顧客に購買され続ける仕組みを構築すること」と言われることも多いですが、そうすると商品企画から開発、プロモーションや広告、営業や販売まで、あらゆる業務に関わってきます。

よって、マーケティングの「本」においても世の中には色々な本があります。マーケティングを勉強してみたい方、すでにマーケティングに関わっているがより理解を深めたい方は、時間が限られるなかでどの本を選ぶか迷う人も多いかもしれません。

以下では、特にマーケティング初心者に向けて、おすすめの書籍を5つに厳選して紹介します。

 

初心者におすすめのマーケティング本・6選

では、おすすめのマーケティング本5選を紹介していきます。初心者向けなので、理論ばかりが詰まったものというより、実務でどう活用されているか、などの関連も分かるような本を中心に紹介します。

 

マーケティングの本家・P&Gのエッセンスが詰まった『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』

マーケティングの強い企業として有名なP&G出身で、企業の存続が危ぶまれていたUSJジャパンを再生するどころか、ディズニーと並ぶエンターテインメント・テーマパークにまで成長させた森岡氏。著者が顧客目線が全然なかったUSJという組織をいかに転換し、現在のUSJの礎を築いたか、その奮闘を知ることができます。また、いかに間違った「差別化」があったのか、値上げをしながら客数を増やしたマーケティング戦略などが解説されています。

今、多くの日本企業が苦境に立たされているのはなぜか? それは技術志向に陥り、マーケティングができていないからだ。日本屈指のマーケターが、ビジネスを劇的に変えるマーケティングの基本をわかりやすく解説。

 

マーケターはデータを分析していればよいのか?『顧客起点マーケティング』

マーケティングといえば、人によっては「データを分析し、それをもとにマーケティング施策を打ち出す」といったイメージを持っているかもしれません。しかし、これはひとつの側面にしか過ぎず、むしろ数字に依存した施策は顧客の心に刺さらないことがほとんどです。本書は、「スマートニュース」を急成長に導いた西口氏が、その戦略やフレームワークを解説してくれています。目の前の顧客に向き合うだけで、マーケティングを通じた大きな成果をいかに得ることができるか、イメージさせてくれる本です。

P&G出身、ロート製薬にて化粧水「肌ラボ」を本数ベースで日本No.1へ スマートニュースではiPhoneアプリランキング100位圏外から1年でNo.1へ。 本書では、著者の西口一希氏が確立したフレームワークの理論と実践を全公開します。

 

マーケティングでは相関ではなく因果関係を!『ジョブ理論』

マーケティングにおけるデータ分析が陥りがちな罠が「相関」と「因果」を混同することです。どんな顧客に売れているのか、年代や性別、職業などの属性で顧客を細分化しがちです。もちろん、マーケティングではセグメンテーションが基本のひとつではあるのですが、このような属性だけでは、商品やサービスの購買における「相関関係」しか明らかになりません。

顧客がそのプロダクトに辿り着くには、企業からは見えないさまざまな背景があります。どんなことを解決したくて、その顧客がどのようなチャネルやタイミング、心理で「購買」に踏み切るのか。この「因果関係」を明らかにしていくうえで、本書の「ジョブ理論」の考え方が非常に有用です。

レビュー記事もありますので、興味のある方は併せてご覧ください。

www.itsportsbiz.work

 

 

真の競合をどう見極め、市場を「作る」か『「行動デザイン」の教科書』

商品やサービスの機能面だけでは差別化が図りづらくなり、低価格競争に陥ることもしばしばあります。その一因は、「プロダクト」を起点にSTPや4Pといったマーケティング施策を打ち出していることにあります。

先ほどの「ジョブ理論」に通ずる部分もある本書は、顧客の「行動」からプロダクトのコアな価値やその打ち出し方(コミュニケーション)を考えていくことで、市場を作ったり拡大したりできる、としています。また、「行動デザイン」の考え方に沿うことで、「真の競合」が見えてくるでしょう。

「人を動かす」ことがマーケティングの目的であり、〈行動デザイン〉の目的です。 右肩下がりの日本市場では、今までのマーケティング戦略が通用しなくなったと言われています。良い商品を作れば売れる、広告すれば売れるという時代は終わりました。 「買う」「使う」といった「行動」を誘発する新たな〈行動デザイン〉発想は、マーケティングの成功をもたらす新戦略となることでしょう。

 

顧客の「心理」を理解する重要性『シュガーマンのマーケティング30の法則』

本場アメリカでダイレクトマーケティングのさまざまな成功を収めてきた著者による、顧客の心理を踏まえたマーケティングの考え方が多面的な切り口から解説されています。マーケターとして、顧客の心理がどう動き、購買する・しないといった選択に影響しているのか、これを理解する重要性は言うまでもありません。学問的なレベルまではいかなくても、「心理学」の基礎を抑えておくとマーケティングの業務に活かせる点も多いでしょう。本書は、マーケティングと心理の関係を理解するのにはうってつけの一冊です。

著者は米国のダイレクトマーケティングの世界で大きな成功を収めた人物だ。カタログ販売やテレビのショッピング番組で売り上げを左右するのは言葉の力だと言う。たった1つの表現、説明の順序、力点の置き方を工夫するだけでセールスの成績は劇的に上がると言い、そのノウハウを30のポイントに絞って明かす。また、通信販売のみならず、人的販売の現場でも応用できるように解説を加えていく。

 

現代の最先端のマーケティングを学ぶ『革命のファンファーレ』

2020年、新型コロナウィルスが到来し、特にオフラインを中心としたビジネスが大打撃を受けています。そこで注目されていたひとつの施策が「クラウドファンディング」を活用した資金集めです。「前売り券」などの形で、そのお店やタレントなどのファンが従来の活動が制限される事業者を応援します。

実は、このクラウドファンディングや、オンラインサロンといった活動を何年も前から展開していたのが著者の西野亮廣氏です。この当時に書かれていたことが、まさに2020に世間に浸透していることがよく分かります。「顧客」ではなく「ファン」を増やすことの重要性、いかにファンを増やしていくか、など常に時代の最先端を走る著者が、マーケティングや広告における考え方を記しています。

クラウドファンディングで国内歴代最高となる総額1億円を個人で調達し、絵本『えんとつ町のプペル』を作り、30万部突破のメガヒットへと導いた天才クリエイターが語る、"現代のお金の作り方と使い方"と最強の広告戦略、そして、これからの時代の働き方。

 

今回は、「マーケティング」にフォーカスしておすすめ本をご紹介しましたが、本ブログは主に「スポーツビジネス」に関する情報を発信しています。スポーツビジネスに関するおすすめ本も以下で紹介しているので、こちらも是非ご覧ください。

www.itsportsbiz.work