スポビズ研究所

スポーツビジネス勉強日記です。島根県出身で現在は相模原市在住。普段はSEをしているアラサーがスポーツビジネスについて語ります。

MENU

サラリーマンが副業で月10万稼ぐには?幅広い案件をこなした会社員の体験談

さまざまなテクノロジーの急速な発展や、グローバル競争などにさらされ、どんな企業でも永遠に続くとは限りません。特に2020年の新型コロナウィルスによる一連の流れは、このことを強く知らしめたのではないでしょうか。

「サラリーマンは安定」という価値観はもはや古く、現状に不安を抱える人も多いでしょう。エンジニアを本業とする私も、AIの成長などやノーコードの流れも踏まえると不安を感じている一人であり、少し前から副業による収入も得るようになりました。

本記事では、エンジニアとして本業をこなしながら、副業で月10万円に到達した私が、特別な才能がなくても一定の副業収入を得るために実践してきたことを体験談としてまとめてみます。副業している人が世の中的にも増加していますが、これから副業を始めてみたいサラリーマンの方の参考になれば幸いです。

 

サラリーマンが副業するメリット

筆者の具体的な体験談の前に、サラリーマンとして副業を行うメリットを整理しておきます。

 

収入源を増やすことでリスクヘッジになる

ありきたりですが、収入源は多いに越したことはないでしょう。たとえば、政府の緊急事態宣言で業種によっては営業停止を余儀なくされる一方、十分とはいえない補償のなかでやりくりしないといけない状態に陥りました。

そんななかで、自分の仕事に大きな影響が仮に出たとしても、もし副業で一定の収入を得られていれば、リスクヘッジになります。逆にいえば、同じ業界での副業よりも、遠い業界のなかで自身のスキルを活かした副業が効果的かつ効率的です。

 

新たなスキル獲得や成長につながる

特に会社員として本業で十分な収入を得ている場合、副業という機会を通じて新たな挑戦をして新しいスキルを磨いたり、成長につなげたりすることができます。副業では業務委託の形で案件を受けることが多いので、全くの初心者として仕事を獲得するのは難しいですが、本業の知見を活かして別の職種に挑戦してみたり(エンジニア→Webライター)、スキルを活かして全然違う業界の仕事に挑戦してみたりといったことが可能です。本業の収入があるため、仮に失敗してもそれを「経験」として糧にできます。

 

サラリーマンでありながら税金関係に詳しくなれる

これは私が実際にやってみて学んだことですが、月10万円程度の収入を業務委託として得て、サラリーマンとして本業がある場合、社会保険は本業の方が優先され、副業収入に対して追加で保険料がかかるようなことはありません。

※副業でも法人を立てたりとなると変わってくるようです。詳しくは調べてみてください。

また、一定の副業収入があれば確定申告も必要になってきます。自分で調べながら確定申告をしてみると、どのような仕組みで税金の額が決まるのか、などたくさんの発見があります。

 

サラリーマンはどのように副業を選べばよいか?

副業を始めるにあたり、どのような副業を選ぶか迷う人も多いでしょう。絶対の正解はありませんが、さまざまな案件をこなしてきた私なりの見解を記したいと思います。

 

業種×職種で考える

会社員としての本業があるなかで、限られた時間で副業を行うには、基本的に「ド素人」として案件をこなすのは難しいでしょう。よって、「業種×職種」のマトリクスで整理してみるのがおすすめです。

会社員・副業

単に収入源を増やしたいのであれば、職種・業界のいずれも本業と重なる領域が即効性があります。しかし、コロナ等で特定の業界に影響が出たり、特定の職種がテクノロジーの発展などで代替されるリスクもあり、投資でいう「ポートフォリオ」の考え方でリスクを分散させるのが個人的にはおすすめの戦略です。

 

筆者の副業ポートフォリオ

例として、筆者が行ってきた副業ポートフォリオも掲載しておきます。

会社員・副業

あんまり参考にならないかもしれませんが、まずは本業を活かしながら「ライター」として副業を始めました。案件をこなしながらライティングの基礎を学びつつ、もともとスポーツビジネスに関する情報収集を趣味として行っていたので、本ブログのメインテーマとしてメディア運営も始めています。そうして、ライティングのスキルを向上させながら、スポーツ関連でのライティング案件もこなすようになりました。

業種・職種が全く関連しない副業として、配達業(Uber Eats)も挙げておきます。新型コロナウィルスの影響で需要が高まったタイミングもあり、ちょっと取り組んでいました。収入という意味では即効性がありましたが、とくかく副業を始めてみたい会社員の方、あるいは運動不足を解消しながら稼ぎたい会社員にはおすすめです。

 

各副業案件の実体験談:どれくらい稼げる?

会社員としての本業も踏まえ、業種×職種の観点で一定の距離がある領域にチャレンジしながら新しいスキルを開拓しつつ、副業収入を増やしてきた筆者が、各領域の案件ごとの体験談を記します。

 

エンジニア領域のライティング案件

まずは、副業のなかで自分にとってはやりやすかったエンジニアやプログラミングに関するライティング案件です。プログラミングへの注目が高まってきている時期でもあり、Javaなどの言語を習得するために行った勉強やかけた時間、つまづきポイントなどを自身の経験も踏まえながらライティングできたため、あまり時間をかけなくても案件をこなせました。

また、ライティングのなかでも専門性の高い領域であったため、1文字1.5円などある程度高い単価でスタートできます。1記事2,000文字だとして、リサーチの時間含め1時間程度で仕上げられれば時給にすると3,000円となります。

サラリーマンとして副業に初めて取り組む場合、何をしたらよいかわからないという声も多いですが、日々会社員として行っている業務などから提供できる知見や専門性を整理すると方向性が見えてくるでしょう。

この案件に関しては、たとえば週に10時間程度で10記事こなすとすると、週に3万円、月に12万円の計算になります。特にテレワークの方は本業終了後や週末で10時間程度は捻出しやすいでしょう。

ライティング案件のこなし方などについては、Youtubeにも参考になる動画があるのでぜひご覧ください。


クラウドソーシングで仕事の単価を上げる具体的な方法5選【副業初心者で月10万円】

 

スポーツ関連メディアでのライティング案件

エンジニア領域のライティング案件をこなしながら、ライティングの基礎なども学んでいましたが、それに加えて趣味で当ブログの運営を始めていました。元々、スポーツビジネスの領域に興味があり、色々なセミナーに足を運んでおり、そのアウトプットとして記事を作っていました。その2つの組み合わせとしてスポーツ関連のメディアへの出稿のようなこともして収入を得るようになりました。

正直、エンジニア領域の記事よりは低単価で、かつ専門性もそこまでないなかで、経験の浅い領域で案件を広げていくという「経験」を買ったような形です。先ほどのエンジニアのライティング案件の例で1文字1.5円の2,000文字案件に対して1時間程度、という目安を挙げてみましたが、この案件でいえば1文字1円・2,000文字だとして、リサーチ含め2時間かかることもあり、決して効率が良いものではありませんでした。

この領域は「投資」としての意味合いが大きかったと今になっては思います。別の記事でもご紹介している「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」にもありますが、ひとつの領域でトップになるのは難しいものの、100人に1人のレベルに達するのは決して難しくなく、それを3つの領域で実行するだけで「100万人に1人」の存在になれます。ただ、その「3つの領域」が近接していたらあまり意味がなく、それぞれの領域が遠くにあることで、自分の専門性や価値が「大きな三角形」になります。この本をおすすめしている西野亮廣さんでいえば、「お笑い芸人」であり「絵本作家」であり、「マーケター」でもあるのは、まさに「大きな三角形」になりますね。

会社員・副業の三角形

藤原さんの本は、今後の人生やキャリアを考えるうえでも非常におすすめです。

リクルートの営業+和田中の校長として30年間、見てきた結論! 「100人に1人」なら、無理しなくても、誰でもなれるし、食べていける! 特別な才能はいらない。たった7つの条件をクリアするだけ。 4つのタイプ【価値観×志向】別に、7つの条件を徹底解説!

 

個人メディア運営

次は、ズバリ当ブログの運営です。具体的には、Google Adsenseによる広告収入と、アマゾンや楽天のアフィリエイト収入です。もともとはスポーツビジネスの勉強した内容のアウトプットの場としていましたが、そのうちWebマーケティングへの興味を持ち、SEOを中心にアクセスを増やすことや、増やしたアクセスをもとに収益化する方法を独学で調べながら実践するようになりました。まだまだこれからですが、ようやく月1万円が見えてきたというレベルです。

当初はこのブログは趣味の延長でしたが、すでに紹介したライティング案件をこなすうちに、これらがあくまで「フロー型」の仕事で自分が時間を費やして稼働しない限り売上が生まれず、並行して「ストック型」の収益化ポイントも作りたいと思うようになりました。

SNSが苦手なのもあり、SEOに注力して検索流入を増やしていますが、これを通してWebでの集客にはかなり詳しくなれたかなと思います。今は、この経験を活かしてコンサルティング(といえるかはわかりませんが)やWebマーケティングに関するライティング案件などにもチャレンジしていければと思っています。

 

おまけ:Uber Eatsの配達員

もしかしたら、会社員の副業としてすぐに思いつくのはプログラミングでもなく、ライターでもなく、Uber Eatsなど外食産業の配達員かもしれません。緊急事態宣言で外出や外食が制限されるなか、各飲食店も生き残りをかけてテイクアウトやデリバリーに進出したのに伴い、配達員の需要が一気に高まりました。

私は割と自転車でウロウロするのが好きだったのもあり、感染防止には気をつけながら神奈川エリアで配達員を体験してみました。オンラインで登録だけ済まし、配達用のバッグさえAmazonで購入すればすぐに配達業を開始できます。自転車あるいはバイクと体力とスマホさえあれば、空いた時間で稼ぐことが可能です。

1週間程度、本業後の平日夜や土日に頑張ってみましたが、1週間で3万円程度稼ぐことができました。毎週続けるのはかなりの体力がいりますが、気分転換も兼ねて配達するのはアリかなと思います。Twitterで情報を仕入れていましたが、副業で配達業をしている会社員も一定数おり、ある程度稼げているようでした。

 

複数の副業案件をミックスする(ポートフォリオ)

ここまで、私なりの会社員として副業にチャレンジする際の考え方や、実際の体験をそれぞれの案件について記してきましたが、必ずしも1つに絞る必要はなく、それぞれの案件やクライアントと「細く長く」続けていくのがおすすめです。

そもそも、ライティング案件にしても安定的に案件が発生するとは限らず、案件がなければ当然収入を得ることはできません。ライティングを例に挙げると、主にクラウドソーシング系のサービスを利用して案件を獲得していたため、専門性が低い案件ほど競争率が高くなります。よって、副業のなかでも複数の選択肢を持っておき、自身のスケジュールなども踏まえて案件を獲得していくことが大切です。

私の例でいえば、ある月は特定のライティング案件に絞って月10万円の副業収入を得ることもあれば、複数のライティング案件を組み合わせて一定の収入を得る月もあります。Uber Eatsにチャレンジしてみた月でいえば、ライティングの2つの案件含めそれぞれ3万円ずつ稼ぎました。

 

サラリーマンが安定とは限らず、副業からチャレンジを積み重ねる

サラリーマンは確かに月々安定して収入を得ることはできますが、勤めている会社が永遠に安定する保証はどこにもなく、これからは「どんな会社でも活躍していける人材」になっていく重要性が高まっていきます。「老後の貯蓄2,000万円必要」ともいわれ、副業によって収入を増やせるメリットはもちろん大きいですが、本質的には会社員として安定的に収入があるうちに副業を利用して新たな領域に挑戦し、自身の希少価値を高めることが将来に活きてくるのではないでしょうか。