スポビズ研究所

スポーツビジネス勉強日記です。島根県出身で現在は相模原市在住。普段はSEをしているアラサーがスポーツビジネスについて語ります。

「戦略」おすすめ本をご紹介!この5冊で戦略思考を習得

ビジネスで成果を残すには、良い「戦略」が欠かせません。「ビジネスで」というのは、経営者だけでなく、マーケティングやエンジニアとして顧客に価値を提供したり、社内で認められたりするうえで、などです。

つまり、「戦略」を身につけることで人生をより豊かにできます。本記事では、戦略を勉強するのにおすすめの本を5冊厳選しています。

 

戦略・おすすめ本

戦略・おすすめ本

 

 

「戦略」とは

ビジネスの文脈をはじめ「戦略」という言葉をよく耳にします。しかし、「戦略」の意味を正しく捉えたうえで使用できていないケースも多くあります。

戦略の定義は色々な方がされていますが、個人的に一番理解・納得できたのはP&GやUSJでマーケターとして活躍された森岡毅さんの定義です。

USJの復活劇を解説した著書「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」では、

目的を達成するために資源を配分する選択」と定義されています。もっといえば、「様々な資源を何に集中するかの選択」「資源配分の選択」とのこと。

非常に本質的な定義ですね。マーケティングの本ではありますが、より詳しくは以下の本を参照してみてください。

今、多くの日本企業が苦境に立たされているのはなぜか? それは技術志向に陥り、マーケティングができていないからだ。日本屈指のマーケターが、ビジネスを劇的に変えるマーケティングや戦略の基本をわかりやすく解説。

 

なぜ「戦略」が必要なのか

森岡毅さんの定義を裏返すと、

①目的がある

②資源に限りがある

①②の両方を満たすからこそ、「戦略」が必要とされます。目的がなかったり、資源が潤沢で無限であれば、戦略を立てずに一定の成功を収めることも可能です。

しかし、現実には大小問わず企業や個人には達成したい目的があり、そのために割り当て可能な資源には限りがあります。

※ここでいう「資源」は、ヒト・モノ・カネに加え、情報や時間、知的財産があります。

つまり、よほどの例外を除いて「戦略」が必要であり、良い戦略を立て実行できれば大きな成果につながるといえます。

 

戦略的思考には論理的思考が必須

こちらも森岡さんが「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」で整理していた内容ですが、マーケティング的な思考をしている際には戦略的に考えており、戦略的に考えている際は必ず論理的に考えています。

つまり、マーケティング思考<戦略的思考<論理的思考という包含関係が成立しています。よって、戦略を身につけるには「論理的思考」が必須といえます。

 

戦略を学べる本をご紹介

やや前置きが長くなりましたが、ここからは戦略を学べる本をご紹介します。

 

戦略の本をKindle Unlimitedで覗くこともできる

本記事でこれからご紹介する戦略の本がおすすめではありますが、書籍の購入は迷う方もいるかもしれません。

そんな方におすすめなのは、Kindle Unlimitedです。初めて会員になる場合、無料体験期間もあるので、タイミングにもよりますが以下のような本を無料で読むことが可能です。

  • <新版>世界一シンプルな「戦略」の本 (PHPビジネス新書)
  • なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―
  • 新版 新しい戦略の教科書

費用を抑えつつ、気軽に戦略について学びたい方はKindle Unlimitedのお試し利用もおすすめです。

 

良い戦略、悪い戦略 (日本経済新聞出版)

冒頭でも触れたように、「戦略」という言葉が多用される一方で、定義は人それぞれな部分があります。また、戦略をしっかり定義できていたとしても、良い戦略と悪い戦略では大きな差が生まれています。

一例を挙げると、「スローガン」的に戦略を掲げているケース。「○○で社会に貢献する」のような内容を"戦略"としている例はよく見かけますね。しかし、これでは具体的な行動につながりません。

戦略・おすすめ本

USJの例

本書では、良い戦略は「診断」→「基本方針」→「行動」の3要素が自然とつながっているとしています。逆に悪い戦略はどのような特徴があるのか、良い戦略を立てられるとどんなメリットがあるか、などを詳しく学び、仕事に活かせるのが本書です。

本書の目的は、「良い戦略」と「悪い戦略」の驚くべきちがいを示し、「良い戦略」を立てる手助けをすることにある。著者ルメルトは世界的な経営学の研究者を表彰するThinkers50に選ばれた人物であり、長年にわたって戦略を研究してきた第一人者。本書は超一流の著者による「経営戦略」の書。

 

なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

本書は、まず「戦略」を多角的に整理してくれます。戦略を定義したうえで、何が戦略で何が戦略でないのかを明らかにします。個人的にも、「計画」「ビジョン」「方針」「目的」といった「戦略」と混同しがちな概念との違いがクリアになりました。

そのうえで、戦略がどのようにビジネスに影響を及ぼすのか、名だたる企業のマーケティング部門をリードしてきた著者が解説してくれる本です。 

戦略の考え方のひとつを理解することは、今後の選択や意思決定に対して有効な指針となります。 本書は、それぞれの読者が戦略を実践的な思考の道具として体得されることを目指すものです。 著者が、P&G、ダノン、ユニリーバ、日産自動車、資生堂、 とマーケティング部門を指揮・育成しながら築いてきたものをベースにした戦略概念と、 思考の道具としての使い方を丁寧に紐解きます。

 

ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books

「学者」と「実業家」に大きな隔たりがあるのは紛れもない事実ですが、それは「学者は不要」 を意味するのではなく、「実務」には「論理」としての「戦略」が必要であることに変わりはありません。

本書は、経営学者である著者が、様々な実務家と対峙してきた経験から、「良い戦略」の条件を示唆しています。羅列された「目標」などではなく、現状への深い洞察から方針・行動へと「ストーリー」のようにつながる「戦略」です。

戦略・おすすめ本

ストーリーとしての戦略

なぜ「ストーリーとしての競争戦略」が良いのか、どんな要素が必要か、などが解説されている本です。

戦略とは、必要に迫られて、難しい顔をしながらつくらされるものではなく、誰かに話したくてたまらなくなるような、面白い「お話」をつくることにある。本書では、多くの企業事例をもとに「ストーリー」という視点から、究極の競争優位をもたらす論理を解明していく。

 

10年後、仕事で差がつく戦略思考

本記事でご紹介しているオススメ本は、どちらかといえば「経営」や「マーケティング」に直結する「戦略」について学び、実践につなげられる本ばかりです。

しかし、本来「戦略」は人生や個々の仕事にも活用できるものです。本書は、日々の仕事で転用できるような戦略思考の身につけ方は活用方法を示してくれます。

「知が力になる」ためには、「知性」と「技術」の2つが必要になる。「技術」を身につけるためには、当然ながら訓練が必要になる。10年後に差がつく骨太の仕事の戦略やスキルはどのようにすれば身につけることができるのか? 会社では教えてくれない 仕事の教科書

 

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 (角川書店単行本)

マーケティングの実践書として位置づけられる本書は、戦略の実務への落とし込み方も学べる一冊でもあります。

マーケティングにおける認知から購入(リピート)までのフローにおける数値を読み解き、企業戦略に活かす方法を超実践的に解説しています。ある程度の数学的な素養は必要ですが、戦略思考と実践を結ぶ本としてオススメです。

「ビジネス戦略とは確率論である」「成功確率はある程度操作できる」「需要予測はそのための有用な道具である」など、企業戦略に役立つ智慧と数式が詰まった上級者向けのマーケティング実践書。